春が来た！

家の近所の公園の桜もどんどん咲いてきて暖かくなって、やっと春が来たみたい。なんとなくウキウキするなぁ。
ウキウキしてるのはボクだけじゃなくて、なんだか会社にいるみんなも楽しそう。何か企んでいるらしい番頭さんもニヤニヤしながらやってきた。
そしてボクはこんなところに入れられちゃったんだ。確かにボクの足あとと同じ形の絵だけど、ボクじゃないからね。ええっと、いつになったらボクはここから出してもらえるの？
みんなこれからお花見に行くんだよんね。ボクだけ置いてけぼりは嫌だからねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~！

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社史編纂準備 集団就職ご飯付き

桜は咲いたけど、まだまだ暖かくならないので今日はモコモコスタイルで考えてみます。会社が創業した昭和34年は、ボクのイメージとしては三丁目の夕日なんだ。その頃のことを覚えている人はもう会社に居ないから、伝え聞いたことをまとめてみると、社員は中学を出てから東京に集団でやってきた「集団就職」だったんだって。だから社員は若い人ばっかりで、会社の寮でみんなで一緒に生活したらしい。シェアハウスみたいじゃない？でもちょっと違って会社の寮に一緒に住んで奥さんが全員分のご飯を作ってくれてたんだって。会社でも家でも休日でも一緒にいると、よく喧嘩が起こって、それを収めるのも奥さん。奥さん、会ったことないけど大変だったんだなぁ。

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一体何に使うんだろう

こんにちは。東京で桜の開花が確認されて、春気分が盛り上がってきました。天気も上々の今朝、番頭さんが何やらいろんなものが入ったレジ袋を持って出勤してきました。
中に入っていたのは100均で買ってきた調理道具・DIYの道具・文具・用途不明の道具などなど。
これを一体何に使うの？誰が聞いても教えてくれず、何やらニヤニヤするばかりの番頭さん。こういうときは面白そうなことを考えてるのは知ってるんだけどな。一体何するつもりなんだろう。仕事と関係あるはずなんだけどなぁ。

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社史編纂？昭和って訳がわからない

この前の社史の話はどうも本気らしいんだけど、あの小説を読んでも何をどうしていいのか結局分からなかった。聞くところによれば大旦那さんのお父さんが会社を作った人で会社は昭和３４年に出来たことまでは分かったんだけど、どうやら会社が始まった頃は今とは、いろんなことがだいぶ違うみたい。
「インターネットは無かったのよ」番頭さんの一言でひっくり返りそうになった。パソコンもファックスもなくてどうやって仕事するの？電話の形もだいぶ違うし、テレビだって家になかったらしいんだ。宅急便もないって、一体どうやって荷物を運ぶの？ボクが使ってる電卓も無くて、「そろばん」っていうので計算していたんだって。あ、もちろんスマホも無い。わぁぁぁぁ、想像できない世界だ。ボクは昭和じゃ暮らせないなぁ。

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社史編纂計画？？

三月スタート。旦那さんに「みんな何か新しいアイディアを出すように」と言われて自由に考えてみた。
そんななかで一つあがったのが社史。会社はもうすぐ創業60年。今の旦那さんで3代目。お得意様で100周年だというところも何社かあって、記念品やお菓子をもらうなかで社史作ってみたら？という案が。
会社の歴史を書いて読んでもらうのが社史らしいんだけど、今手元に他の会社の社史がなくて、実際どんなものか分からない。そう言っていると番頭さんが一冊の本を貸してくれた。「参考になるかもしれないから」。表紙はどっかの会社の立派な建物。きっとこれを参考にして書けってことなんだろうな、で読みはじめたんだけど…これって社史じゃなくて社史がらみの小説じゃない？あれ？社史って小説でもいいの？ひょっとしたらマンガでもいいんじゃないの？アニメとか。ああ、妄想は膨らむばかり。でもせっかく作るんだから面白くないとね。

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コタツが来た！

毎日寒いですね。
会社で「みんなに役立つ何かいいもの」を買ってくれるというので、いろいろアイディアを出し合いました。ルンバ、暖炉、魅力的な話にみんながぼーっとなっていると「お金出せる上限があるから」と番頭さんから一言。
だったら…ということでなんと！ボクが出した希望が採用されました。
それは「コタツ」
コタツって本当に幸せ。毎日お昼ごはんの後にコタツに入っていると、いつの間にかウトウトしちゃって、午後が始まる時間まで爆睡してます。足だけ入ってるつもりが、いつの間にか体全体をコタツの中に。ああもう、コタツごと移動しながらお仕事したいなぁ。
コタツはダメ人間製造機なのかなぁ。

今年の抱負

 お正月休みが終わって、挨拶まわりが終わって、とうとう鏡開きまで終わっちゃったら会社の中も街も寂しい雰囲気で、なんとなく気分が落ち込みがち。
こんなときは仕事を頑張らなきゃいけないんだけど、どうも気乗りしないなぁ。
鏡開きのときにお汁粉を食べなかったのも心残りだし。
そんなダラダラした気分の僕たちを見て先輩が「今年の目標とか抱負って考えてみた？」と聞いてきた。
えー、そんなの全然考えてない。
でも書初めみたいでちょっとお正月気分がよみがえってくるかも。

ようするに自分の願いを書けばいいんだよねってことで、こんなのが出揃いました。
ボク「リア充」
カピ「所得倍増」
ペン「大当り　一等前後賞」
これを見た番頭さんが、
「なんだかみんな現実味が無いわねぇ」だって。
じゃあ番頭さんはなんて書いたの？と聞いてみると「棚からぼた餅」…うーん。

仕事始め～みんなでお参り

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

仕事はじめなので、みんなで神社にお参りに行きました。

神社って普段は静かだけど、１月はびっくりするくらい人がいるんだ！だいたいみんなスーツ姿、ボクと同じで会社の人たちと一緒に来てるみたい。

お参りまで延々列を作ってちょっとずつ前に進むんだけど、だんだんじれったくなってきて、「ボク、ここでお賽銭投げちゃっていい？」って若旦那さんに聞いてみた。

あっ！大旦那さんは引退したから若旦那さんは若旦那さんじゃなくなったんだった。今日からなんて呼べばいいんだろう。

旦那さん（仮）曰く、「こんな遠くから投げちゃダメ。ちゃんと近くまで行って神様にご挨拶しないと」って言うんだ。まぁみんな普通に並んでるから我慢我慢。やっとお参りが終わっておみくじを引いてみたら「中吉」。ええっと中吉って大吉の下だっけ？吉よりはいいだっけ？誰に聞いても良く分からない。

なにやら難しいことが書いてあるけど、気にいらなかったら木に結んで置いて帰っちゃっていいみたい。いっぱい結んである。

よし、大吉が出るまでおみくじやるよ！